2025年になり、人によっては神社に参拝しに行った人も多いでしょう。
参拝の方法としては、神社は二礼二拍手一例で服装についても得に決まりがある訳ではありません。
参拝方法だけ見れば、すこぶる簡単です。では、どのような面で知識が必要なのか。
それは、その神社にどのような存在(神格)が祀られているかです。
神道は多神教です。それも、極論その辺の石にも神様が宿っている(付喪神)と言われたりする位なのでほぼ無限の数の神様がいると言って良いでしょう。
そんな数多いる神様の中からその土地等に縁の有る神様をそれぞれの神社は祭神としてお祀りしている訳です。
教会ならどこの教会でもイエス・キリスト。お寺ならどのお寺でも大抵仏陀(お釈迦様)が祀られていますが、神社はその神社によって違うのです。
更に、古来から日本人はどんな存在であっても超常的な物を感じたら何でも神様にしてしまっているので、その神社に祀ってる存在が気軽に一般人が触れて良い存在じゃない可能性があるのです。
実際、明らかに封印目的の神社(もしくは鳥居)も有りますしね。
だからこそ、偶然見つけた神社や鳥居の先に足を踏み込むのは危険な訳です。どんな存在が居るか分からないので。
そういう所は鳥居以降の道の形や神社に掛かってある橋の形である程度予測は付けられてたりしますが、それ以前に行く予定の神社に祀られている祭神は何か、その祭神はどんな存在なのかを予め調べて知っておく事がより参拝の面白さを深め、参拝先の祭神を怒らせる事も無くなるでしょう。
そう考えた際に、参拝客に服装の規則は無いのは[その神社の祭神に合った服装を用意していてはキリがない]からだったり、二礼二拍手一礼と言うのは[どんな存在だったとしても当たり障りのない挨拶]なのかなぁと思ったりする訳です(笑)
あと、これこのブログでも何度か同じような事を書いているのですが、神社は[願いを叶えて貰う場所]ではなく[目標などの誓いを立てに行く場所]です。
神社の本殿にあるのは鏡です。
鏡は自分を映す物ですよね、つまり「願いを叶えるのはあなた自身の力だよ」という訳です。
そして、誓いを立てると同時にその神社の祭神に誓いを達成する姿を見守ってもらうのです。
ほら、人は大抵見守られていたら頑張るでしょ?(笑)
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