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執筆者の写真t-saeki

なぜ仮想通貨による国内の資産流出だけ目の敵にされるのだろう。日本の資産流出なんて常日頃発生しているのに

金融庁は今後仮想通貨による国内資産の海外流出を防ぐ事を理由に海外取引所の規制が更に高くなりそうです。


この「国内資産の海外流出」と言う点で取引所を規制するというのは正直疑問が残るのですよねぇ。

なんせ仮想通貨に限らず、日本の資産は常に海外に流出しているからです。


例えば、この文章をiPhoneを通じて見ているあなた。iPhoneはアメリカの希少の製品です。その購入のための費用やiPhone内でのサービス利用に使った一部の費用はアメリカに行きます。


1人が使う額は少額ながらもお金と言う資産が海外に流出していますし、多くの日本人はiPhoneを使用しています。そう考えたら流出額は計り知れません。

最近は家電関係も海外の製品が出てきているのでそれらの購入でも資産の流出になりますよね。


また、電気などのエネルギーを作るための資源である石油や石炭、天然ガスも日本は輸入に頼っています。

購入のためには当然お金を支払わなければなりませんよね。つまり、日本が快適な生活をすればするほど資産が流出してしまうのです。


つまり、日本の資産と言うのは仮想通貨に限らず常に流出してしまっているのです。そこを無視して仮想通貨での資産流出だけを目の敵にするのは違うのではないかと常々思うのです。


ちなみに、資産が流出する際は円を売ってドルを買う必要があります。国際取引の際はドルが必須なので。


日本国内の資産流出による円安による日本オワコン化の原因は海外取引所の影響だけではない

これが今現在の円安ドル高の原因です。使えない円を売ってドルを買っているのです。


今後も加速するでしょう。なんせ解決する手段が有りませんからね。


将来のお金を心配している方は今の内にドル資産を増やす事をお勧めします。



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