時々マンガなどである[過程]をすっ飛ばして[結果]だけを実現させる能力。
私が初めてその手の能力を見たのは[魔人探偵脳噛ネウロ]の中ですかね。
結果だけを見せると聞くとかなり強力ですが、この過程の省略はかなり危険が伴うと私は考えています。発動した際自滅の可能性も有ると考えているのです。
何故かと言いますと、過程と言う結果に直結する行動をブラックボックス化してしまっているからです。
結果という物は行動を起こす[起点]があり、そこから実際に行動を起こす[過程]があり、その行動によって起きた物が[結果]な訳です。
例えば、相手を(刀などで)切る場合、まず相手を切りたいと思う起点があり
そこから実際に切るための行動(抜刀・斬撃)があり
最後に切ったという結果が来ます。
では、その過程が消失した場合結果はどのようになってしまうのか。
過程が消えた、つまり「何が行われたか誰にも分からない」状態とも言えます。つまり、結果もどんな結果が発生するか分からないのです。
ドラクエで言う[パルプンテ]。ポケモンで言う[ゆびをふる]といった感じでしょうか?
では過程無しの状態で特定の結果を持って来るにはどうすれば良いのか、過程が消失となると「どのような過程を起こそうとしていてたのか」という情報から結果を導き出すしかありません。
つまり起点の情報から結果を出すのです。
つまり
起点の[相手を切りたい]と言う情報から過程を想定した結果を出す事になるのです。
ただ、ここで注意しておきたいのはあくまで起点は「切りたい」という思いだけなので確実に切れる訳では無く、逆に[切られる]という結果が導きだされる可能性もあるという事です。
そうならないためには、とにかく起点と言う希望やイメージしかない状況でどれだけマイナスのイメージを消せるかが重要になって来るでしょう。
つまり「負けちゃうかも」という不安をどこまで払拭できるかがカギになると考えています。
つまり、メンタルが非常に重要になるのです。
戦闘を行うスマホゲームでは戦闘スキップと言う機能が大抵あります。これも有る意味、戦闘という過程を省略して結果だけを得る方法の1つですよね。
ただ、この機能を使えるのは1度完全勝利wpしている相手やステージ限定だったりします。つまり自分より確実に弱い相手にしか使えません。
そう考えると、過程の省略を行う技は本当は雑魚戦用の技なのかもしれません。
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