皆さんは公園などの池で鯉を見かけた事は有るでしょうか?
場所によっては人がいるだけで集まってきたり、餌やりOKの場所では餌を撒いただけで一気に集まってきますよね。
そして、活動が鈍っている冬場以外は鯉達はいつ餌やりをしてもいつも集まってくる事に疑問を感じて人はいないでしょうか?
いつ餌をあげても鯉が集まって来る理由。それは鯉が無胃魚だからです。
無胃魚という物は、文字通り胃がありません。
胃が無いので食べた物がスムーズに腸などに進み胃が有る生き物より早く大概に排出されます。
つまり[腹に溜まる]という事が無く、基本空腹状態なのです。だから餌があればいくらでも食べるが、満足する事も無く、ひたすらに餌を求め続ける。
野生化では植物を食べていますが、常に空腹なので生えている柔らかい植物は食べつくされてしまうのです。
なので、鯉のいる池というのは大抵水草根こそぎが無くなり、常に泥が舞っている汚い池になり他の生き物が住みにくい池になって生態系が崩壊するのです。
[いくら貰っても満たされず常に求め続ける]
こういう人たまにいますよね。それでいざ与えるのを止めると怒り出すというね。
そして大抵の人は何もせずお金がばらまかれるのならばそちらの方に行ってしまいます。
そんな鯉型人間とも言うべき存在にも大人であれば投票する権利がある訳です。
そんな鯉型の有権者が増えればバラマキを行う政党が躍進しお金をばらまく事が増えるでしょう。
そこだけ聞くと良い事に聞こえるかもしれませんが、そのばらまきを行うための財源はどこから来るのか。
魚の鯉の餌やりだって餌代と言うお金がかかります。そのお金は果たして何処から来るのでしょうか?
当然、税金ですよね。
他の活動にも使える税金をばらまきに使っている訳です。
当然、ばらまけばばらまくほど国が使えるお金という物は減っていきます。
そうなれば国力という物は当然下がります。
では、ばらまきながら財源を確保するにはどうすれば良いのか。
当然税金を上げるしかありません。
しかし、税金を上げたらその政党の支持は大きく下がってしまいます。では、支持率を維持しながら増税を上げるにはどうしたら良いのか。
そうなった場合少数派の富裕層の税金を上げるのが手っ取り早いでしょうし、その方が多数派の一般人は良いと感じるでしょう。
しかし、富裕層の負担がおおきくなれば大きくなるほど国を離れる富裕層は多くなるでしょう。つまり多くの財源を賄ってくれ、場合によっては多くの雇用を生み出してくれる人材を失ってしまうのです。
鯉型有権者が増えた国は、鯉のいる公園の池と同じように水草が根こそぎ食われるのと同じで国の財源・財産を根こそぎ食われるのです。
そんな国とても住めた物ではありません。
では、いざそのような事態になった時のために国から逃げるにはどうすれば良いのか。
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余談ですが、鯉って外来種なんですよ。
日本在来種の鯉という物は琵琶湖とかごく一部にしかいません。
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